筋膜リリースって何?
- rptfukumoto
- 2023年11月19日
- 読了時間: 5分
更新日:2024年5月28日
筋膜とは
筋膜とは筋肉だけでなく全身を包んでいる膜で、身体全体にはりめぐらされています。筋肉だけでなく血管や神経・リンパ管などとも連結していて三次元的に全身をボディスーツのように覆っており、『第二の骨格』とも言われています。
筋膜は
デスクワークや移動など長時間の同一姿勢保持などによる不動(disuse)
運動や作業のしすぎで一箇所に負担がかかり続ける過用(overuse)
怪我などによって一部に負担がかかり、身体がアンバランスな状態となる(外傷:trauma)
上記3つの要因で、筋膜の本来持つ伸張性や収縮力が低下し、関節運動が妨げられたり、関節痛や筋肉の痛み、神経痛などが出現します。
硬くなった筋膜には、コラーゲン繊維とエラスチン繊維が一部に集中し、本来はサラサラの状態が粘っこくなって、筋膜と皮膚・神経・血管・筋肉との間のなめらかな滑りが失われ、関節の硬さや痛み・しびれなどの症状として現れてきます。
筋膜は全身につながっているので、ほかの筋肉や関節にまで動きの悪さが波及し、離れた場所に痛みやしびれが生じたり(関連痛)することもあります。
過去の外傷や手術、繰り返しの外力などが原因で筋膜の異常を引き起こす可能性が非常に高いため、カウンセリングでは過去の怪我や手術歴、日常生活や仕事で繰り返す動きや姿勢はあるかなど細かく伺っております。
筋膜のつながり
筋膜は全身につながっており「第二の骨格』とも言われています。
その筋膜は、前額面・矢状面・水平面の運動に沿ったラインを形成しており、計17本のラインがあります。

上の図は前後の2つの筋膜ラインを表しています。

例えば2枚目の画像のように、腰痛があったとしても後方の筋膜ラインでつながっている足首の部分に筋膜リリースを行うと腰痛が改善することもあります。
足首に捻挫や骨折など過去の怪我があった場合は、そこからの影響で同じライン上の腰部の筋膜に異常をきたし、腰痛につながったと考えることができます。
このように痛みや、痺れなど症状のある場所とは離れた場所を治療することで、症状が改善することがあります。
現在痛みや痺れで、接骨院や整形外科・整体に通われていて、痛みのある場所ばかりを治療していても症状が変わらない、といった方は是非一度筋膜の施術を試されることをお勧めいたします。
リリースとは
筋膜リリースのリリースとは、『解きほぐす』という意味で、筋膜をただ伸ばすのではなく、筋膜の『ねじれ』を解きほぐし、正しい筋と筋膜の伸長性と筋肉の動きの回復を促し痛みやしびれ、身体の様々な不調を改善するのが筋膜リリースです。
筋膜が硬くなったところに、摩擦や圧刺激を加えてヒアルロン酸の粘度が高まっている状態からサラサラした状態に戻していくことで筋膜の滑りを改善し、筋肉の機能回復や痛み・痺れの改善させます。
イメージとしては、硬くなった場所にピンが刺さっていて、筋膜リリースでそのピンを抜いていくような感じになります。

筋膜リリースの技術について
理学療法士という国家資格を有しており、病院やクリニックでの勤務経験もあります。
医学・解剖学的な知識もあるだけでなく、技術面に関しても安心して施術を受けていただけます。
筋膜マニュピレーションという医師と限られた医療関係者や技術習得者しか受講できない講習を修了しています。

筋膜リリースでどんな効果が期待できるの
1.コリや痛み・痺れが改善する
筋膜を含む、疎性結合組織には痛みを感じる感覚受容器や神経、血管・リンパ管が存在しています。筋膜の硬さを改善することで、筋膜の感覚受容器の活性化や血流が改善し、コリや痛み、痺れなどの症状が改善します。
2.姿勢が良くなる
『第二の骨格』とも言われている筋膜。筋膜のアンバランスを整えると、正しい姿勢になりやすくなります。
3.体が動かしやすくなる
筋膜はミルフィーユの様に層構造になっています。その層の間はサラサラしていて、いろいろな方向に滑ることで様々な動きに対応できる様になっています。
筋膜が硬くなると、層の間の滑りが悪くなり動きづらくなったり、姿勢が崩れたりします。筋膜リリースで層の滑りを改善し、動きや姿勢も改善します。
筋膜リリースを行った患者様からは、『体が軽くなった』とか『さっきできなかった動きができる様になった』などの感想を頂戴します。
4.体の不調が改善する
筋膜は内臓ともつながっているため、筋膜の硬さは内臓機能を低下させ、慢性疲労や冷えなどの症状を引き起こします。
筋膜リリースを行うことで、内臓機能の向上や体の不調を改善することができます。
こんな方にお勧めです
痛みやしびれがなかなか治らない
自分で運動やストレッチしても良くならない
長く整体や整形外科、接骨院に通っているが良くならない
といった方々に是非一度筋膜の施術を試されることをお勧めいたします。
痛みやしびれを有している症状・疾患
・頭痛 ・顎関節症
・四十肩 ・五十肩 ・首コリ ・肩コリ
・胸郭出口症候群 ・手の痺れ ・手首の痛み ・腱鞘炎 ・テニス肘
・ゴルフ肘 ・野球肘 ・背中の痛み ・腰痛 ・臀部痛 ・腰部脊柱管狭窄症
・坐骨神経痛 ・腰椎椎間板ヘルニア ・腰椎分離すべり症 ・足の痺れ
・股関節の痛み ・膝の痛み ・足根管症候群 ・足底腱膜炎 etc…
列挙したのは一部で全てではありませんが、上記の症状や病名でなかなか良くならないといった方に関しても、是非一度筋膜の施術を試されることをお勧めいたします。
その他にも、何かわからないことや聞きたいことがある方はお気軽にお問い合わせください。
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